病児保育はかわいそう…。
仕事をどうしても休めずに病児保育に子供を預けた後、思うママも多いのではないでしょうか。
私は母に「病児保育に入れてかわいそう」「私がみてあげれれば」と言われて酷く傷ついたことがあります。
そこで今回は病児保育はかわいそうなのかどうか、メリットデメリットなど実際になんども利用して感じたことをまとめました。
病児保育はかわいそう?
まず結論から言ってしまうと、私は「病児保育はかわいそう」とは思いません。
病児保育に預ける前は「病児保育はかわいそう」と思っていたのですが、それは「自分が子供の頃、母親が病気の時にいつも会社を休んでくれて嬉しかった」という過去の楽しい想い出から来るものだと途中で悟ったんですよね…。
いざ預けてみると病児保育の良いところも見えてきて、「病児保育はかわいそうではない」と思うようになりました。
この記事では病児保育を何度も利用して感じた「デメリット」「メリット」をまとめていきます。
(子供にとって「かわいそうかどうか」の判断なので、「病児保育の値段が高い」など親側のメリットデメリットはまとめていません。)
病児保育のデメリット
まずは病児保育のデメリットです。
子供側のデメリットだけで、親側の物は省いてありますよ!
- 他の子の病気をうつされてしまう可能性がある
- 調子が悪いのに家で過ごすことが出来ない
- いつも一緒のお友達が居ない
- 保育園では出てこないようなオヤツが出る
病児保育で他の子に病気はうつされません
「他の子の病気をうつされてしまう可能性がある」という件ですが、私は病児保育に入れる前にかなり疑っていました。
「せっかく風邪が治りかけているのに、別の感染症になってしまうのではないか」と思い、預けたくないなと思ったんですよね。
でも病児保育の施設内はさすが「病児保育」だけあって感染症対策はバッチリ。
何度も預けたことがありますが、1度も他の病気を貰ってきたことはありません。
病後に病児保育にお世話になるケースの方が多いです
病児保育に子供を預ける前は「調子が悪いのに家で過ごすことが出来ないなんて可哀相」と思っていました。
私が子供の頃、病気の時に母親がつきっきりでお世話してくれた記憶があったからです。
でも、でもですよ…保育園児の病後って物凄く長かったんですよ…。
保育園、特に0歳児~2歳児を預けると分かることなのですが、とにかく病後が長い!
何か感染症にかかってしまうと、熱が下がっても1週間以上も下痢が続いたり…。
出席停止期間が物凄く長い感染症があるんです。
そんな時に「会社を1週間も休めない」ということで病児保育に預けるケース。
「体調が悪い状態で預ける」のではなく「保育園で走り回るくらい元気だけど他人に移す可能性があるから預ける」ケースばかりですよ!
つまり「元気で走り回る子供を病後の出席停止期間に預ける」だけなので、「病気の子をかわいそう…」という気持ちはあまりありませんでした。
いつも一緒のお友達が居ない
これは3歳くらいからは悲しかったようです。
「〇〇くんと遊ぶ約束していたのに」なんて言っていました。
でもなんだかんだで別のお友達とすぐに打ち解けていたようで…こちらは大きなデメリットには感じませんでした。
保育園では出ないオヤツが出てくる
病児保育はオヤツでラムネやカッパえびせんなど保育園で出てこない物が与えられていました。
これは気になる方は気になりますよね。
ただ持参すれば持参したオヤツを食べさせてくれたので、私はあまり気にしませんでした。
病児保育のメリット
次に預けるまではデメリットしか見えていなかった病児保育のメリットについてです。
- 1日に2回もお医者さんが見回りに来てくれる
- 調子が悪ければ、すぐにお薬をだしてくれる
- もちろん急変にも即対応
- 有給が減らなくて済むので、本当に「どうしても」の日に休みやすくなる
1日に2回もお医者さんが見回りに来てくれる
病児保育には1日に2回もお医者さんが見回りに来てくれます。
朝の診察、そして午後の診察。
毎日のようにお医者さんに診察をしてもらえることで、とても安心する事が出来ました。
調子が悪ければ、すぐにお薬を出してくれる
そして病児保育は病院併設なので、すぐにお薬を出して貰えます。
保育園では薬を渡しても看護師さんの居る園でないと使って貰えません。
調子が悪いのに薬を使って貰えない状況より、いつでも薬が使える体制の方が安心ですよね。
もちろん急変した場合もすぐ対応して貰えるのが分かっているので自宅に居るよりも安心です。
有給が減らないので本当に「どうしても」の日に休める
私が病児保育を利用してから知った1番のメリットは、病児保育に預けることで「どうしても」の日に休めるということです。
風邪を含めた子供の病気って、熱が引いてからも何日も登園できないケースがあるんですよね。
胃腸炎や手足口病などなど、元気になって走り回っていても1週間近く登園出来ないケースもあるんです。
そんな時に仕事を1週間近く休んでしまったらどうでしょう。
本当に子供が熱でうなされている時に「どうしても休めなくてどうしよう?!」という状況になってしまいます。
私は
- 子供が熱を出した当日、本当につらそうな日 ⇒ 自宅でお世話
- 病後(わりと元気) ⇒ 病児保育で数日~1週間
という形で病児保育をよく利用させて頂いていました。
熱が下がった後も急変することもありますし、「治ったけど保育園にはまだ預けずらい(お友達にうつるかも)」という一番微妙な時期に病児保育に預ける事が出来たのは大助かり。
最初は「病児保育なんてかわいそう」「代わりに私がお世話してあげる」と言っていた実母も、子供達が熱が下がってから1週間以上走り回る姿を見て「これは預けるしかないね」なんて意見を変えてしまいました。
最初から「病児保育なんてかわいそう」と全否定するのではなく、一度利用してみるのが良いと思いますよ^^
まとめ
職場に復帰する前は「かわいそう」と思っていた病児保育ですが、復帰後に利用してみると「病児保育はかわいそう」とは思わなくなりました。
利用が「病後(熱のピークが過ぎてから)」で子供が家の中で既に走り回っていたのも大きいかも。
特に病児保育は親自身ではなく「親戚」「家族」「全然関係ない知り合い」が「かわいそう」と横から言ってきて悲しくなることが多かったです。
周りは周り、周囲の意見でママがしょんぼりしていた方が、子供が「かわいそう」ですよ!
子供の事を思って働いている面もあるんですから、周りの雑音なんて気にせずにいきましょう^^
ちなみに私は病児保育が「かわいそう」というのはなかったのですが、共働きがキツかったので正社員を退職してお家でお仕事をするようになりました。
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